露雨麗流(ローレル)4

前回までは主に車高の話が中心でしたので、
今回はボディ側の工程を載せたいと思います。

今から5年くらい前ですかね、
知人のお寺にある↓この絵を拝見しまして

Laurel3-45.jpg

凄くカッコイイなと感動したのですが
ふと、もし族車にこんな絵が入っていたら
凄い迫力が出るんじゃないかな?
なんてことを思いつきました(^ ^)
その当時はヨンメリをイメージしていたんですけどね。

それから数年経って、そんな記憶も薄れかけていた頃、
宮型霊Q車を作ることになって(→こちらの記事
龍のオブジェを使ったのですが、その際に
龍の造形がカッコイイことにまたあらためて気づきまして
次はペイントで龍を表現した車を作りたい!と思い
数年前に思い描いたカスタムと結びつきました☆

そして偶然にもチョロQzeroが誕生したのも辰年ということで
zeroの発展も願って、勢いのある龍を描いてみようと思いました。

しかし一言で龍のペイントと言いましても
どんなふうに龍を描くか、どのように龍の形を入れるかで
出来上がるイメージはずいぶんと変わってくると思います。

というわけで↓イメージスケッチを描き
いろいろな模様のパターンを考えました。

Laurel3-39.jpg

また、平面で考えているだけでは
立体的なボディに描いた時のイメージは分かりませんので
チョロQに透明のフィルムを貼って、その上からペンで模様を描き
模様の大きさや、どんなふうに模様が繋がると良いか?など
実際にボディに描きながらイメージを膨らませました。

で、模様の構図が決定すると、それを一旦撮影して
フィルムを剥がします。そして撮影した画像を見ながら
いよいよボディに直接、下絵を描いていきます。

Laurel3-40.jpg

↑まずは輪郭線から。
今回はボディの銀色を活かすというのが
テーマの1つでもありますので(→こちらの記事参照
剥離などはせずに、銀色の上から描いていきます。
(それにボディが薄すぎて剥離なんて無理ですしねw)

Laurel3-41.jpg

↑続いてベースの銀色より少し明るめの銀色で
ハイライトの部分を塗っていきます。
細部は後から修正できますので、まずは大まかな形、
そして全体のラインの繋がりを重視して描いていきます。
(ラインは龍のウネリを意識しながら描きました)

Laurel3-42.jpg

Laurel3-43.jpg

↑続いて鱗を描いていきます。

Laurel3-44.jpg

↑まずは左半分の模様の下絵が完成しました。
(この写真はクリックで拡大します)

Laurel3-46.jpg

↑続いて右側。
左側と同じようにラインを描いて、

Laurel3-47.jpg

↑鱗を描いて、

Laurel3-48.jpg

↑細部の陰影をつけていきます。

Laurel3-49.jpg

↑SGXは抑揚のあるボディ形状をしていますから
その形を活かすような感じで模様を描いていきます。
特にこの車はブタケツの愛称もあるくらいですから、
この盛り上がったリアのフェンダー周囲は
模様でさらに形が強調されるように心掛けました。

Laurel3-56.jpg

↑いちおう画龍点晴を信じていますので(^ ^)
最後に龍の目を入れて、ペイントが完成です~☆

写真では小さくて分かり辛いかもしれませんが、龍の目は赤色で
これは下地に銀色を塗って、上からクリヤーの赤を塗ることで
赤色の発色を良くして、目が少し光るような感じにしています。

Laurel3-57.jpg

↑フロント部分のアップです。(この写真はクリックで拡大します)
鱗1枚1枚にも陰影をつけていますが
龍の体全体としても陰影をつけて、端に行くにつれて暗くなるようにするなど
龍が暗闇に浮かび上がるようなイメージで着色しています。

Laurel3-51.jpg

↑いちおうフロントからリアにかけて
そしてリアで折り返しルーフへと
龍の模様が繋がっているように描いています。

Laurel3-52.jpg

↑ルーフの角の部分とかフェンダーの上の部分とか
デカールなどでは表現しにくい(私の技術的にw)3Dな部分にも
模様が入れられるのが、ペイントならではかなと思います。

Laurel3-53-2.jpg

↑視覚的な効果(というほど大袈裟なものではありませんがw)を考え
ルーフの後端に少し模様を見せています。(青い矢印の部分)
まあ、微々たる効果ですが、こうすることによって
ルーフが少し低く見えるのと、赤い線で描いた形のように
SGXの四角い屋根が、クーペのように少しなめらかに見えることを期待して
ここにこのような形で模様が入るようにしています。

ボディサイドなども、前から後ろに行くにつれて
龍のウネリが大きくなるようにしていたりと
いろいろな部分で、いろいろな角度から見て
SGXの抑揚のあるボディラインを最大限に活かせるように
模様の入れ方にも工夫をしてみました。(^ ^)

Laurel3-50.jpg

↑これはトップコートを何重にもかけているところです。
後ろの龍たちも応援してくれているような気がしますw

今回、模様の塗膜に結構な厚みが出てしまいましたので
クリヤーを塗ってはペーパーで磨き、という作業を何回も繰り返し
表面ができるだけ平坦になるようにしました。
(乾き待ちもあるので、この作業に一番時間がかかったような気がしますw)

また普通よりもトップコートの厚みを分厚くすることで、前述のように
黒い海の中を、あるいは夜の闇の中を、龍が泳いでいるような
そんな雰囲気が出せればいいなぁと思いました(^ ^)

Laurel3-54.jpg

Laurel3-55.jpg

↑塗装が完成したところです。
いい感じに黒の艶が出たのではないかなと思います♪
今回は全体を黒、銀、赤、の3色に絞りたかったので
ウインカー類はオレンジにせずに銀色にしています。

完成した様子はまた後日、
いろいろな角度から撮影したものを掲載したいと思います。

次は、前後のウイング、そして窓の表現、
あとダミークーラーの制作過程などを
順にアップしていきたいと思います☆

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プロフィール

あらた

Author:あらた
はじめまして。管理人のあらたといいます。
先日、腰痛になり病院へ行くと、ストレスが原因だと言われました。
そしてお医者さんに「何か趣味を持ちなさい」と助言をいただきました。
しかし私はスポーツも一切しないし、読書などの文化的な趣味もないので
ふと子供の頃好きだったチョロQを思い出し、ネットを見ていると
いろんな方がチョロQを改造して作品を作っておられるのを見かけて
アラフォーにしてチョロQのカスタムにチャレンジしてみることにしました。
しかし私はプラモデルも作ったことがないので、エポパテって何?という状態でw
ですので、やり方とか知識とかいろいろ間違っている部分があるかもしれませんが
どうか温かく見守っていただければと思います。m(_ _)m よろしくお願いします。

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